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2010年2月の読書量 [読書感想]

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2010年2月の読書量。月末にどっと増えているのは、ブクログと併用するようになってこちらの管理が甘くなっているから。
一番印象に残っているのはやはり「忘れられた日本人」か。
今気づいたが、「柳田国男・民俗の記述(3)」を入れるのを忘れていた。
「忘れられた日本人」「旅する巨人」(これは3月に読了)「柳田国男・民俗の記述」と読むとなかなか面白い。

「図説」シリーズもなかなかよかったが、「図説ドルイド」は推論ばかりでいまひとつ面白くなかった。
限られた資料を使い回し、「かもしれない」「なのだろうか」と文末を濁すのはいかがなものだろう。
「図説種の起源」が傑作だった分、こちらの稚拙さが際だつ。
「図説金枝篇」も面白かったが、原作の古さを楽しめるかどうかが読み手を選んでいる。
そう考えると、150年前に書かれた「種の起源」の卓越さに改めて驚かされる。

「食べる人類史」も面白かったが、途中事例の羅列になってしまったところが惜しい。
ひとつひとつの章を独立させて一冊にまとめた方がよかったように思う。
食の歴史についての入門書として捉えるなら良書。

さらりと読んで後に残らない、綿菓子のようなのが「阪急電車」。
こういう軽い読み物もたまにはいい。
あくまでも、たまには。
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